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岡崎京子ファンサイト「BIG BOREDOM in WWW」のイケダのブログ。

フィールヤング7月号・岡崎京子「毎日がクリスマスだったら…」(1988年「微笑FEEL」1月16日増刊号・初出)掲載。
出掛けにコンビニで買って、電車の中で一読しての感想を会社で書いてます。
まず「チョコレートマーブルちゃん」。ひとりの男を取った取られたのオンナノコ二人が話を進め、件の男は第三の女と落ち着く、という設定に。ただ、物語(というか)の転がし方は時代なのか、岡崎京子の時期によるものか(あるいは両方か)、大きく印象が違う。1988年というと「ジオラマボーイ パノラマガール」の頃か。後の「チョコレートマーブルちゃん」に比べると「恋愛」の比重が幾分大きく感じられる。
とりいそぎ。


追記。
「ショコラな気持ち」。お手軽な感触の恋愛もの。今からの印象だと、ちょっと手を抜いた感じを受けてしまう。ただこの軽い感触(絵柄も含めて)はこの頃独特のものだし、懐かしい感じはします、tachさんの言うように。初読なれど。いい意味でドキドキしない、天国的な感じ?


扉前に編集部からの説明というかコメントがあって、6月8日の授賞式についても触れているのだけれど、発売日当日のことをさも見てきたかのような書き方はどうかなー、と思った。