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岡崎京子ファンサイト「BIG BOREDOM in WWW」のイケダのブログ。

pipiさんDirayでアサヒコムの書評で「監督不行届」が取り上げられてるのを知りちょっと読んでみました。

結婚の経緯やその生活を描いた様がノンフィクションと受けとめられるのは、ある意味それだけのリアリティを持ってる点で素晴らしいのかもしれないけれど、「監督不行届」はフィクションのエンタテインメントとして捉えるべきなんじゃないかしら?読者は必ずしもモチーフとなってる二人を知ってるとは限らなくて、それを前提とした内輪ネタで済ませるほど甘えたマンガではないと思う。実存の二人の変化とかの行間を読んで楽しむよりも、マンガそのものの流れやテンポ、ネームが評価されるべきだと思うなー。だからこそ「カントクくん」であり「ロンパース」なんじゃん?そんな思いが去来する金曜の午前中でした。


語るべきは安野モヨコ初(ですか?)の徹頭徹尾のギャグ漫画であるという部分であり、そのクオリティだと思うのだけれどなー。