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岡崎京子ファンサイト「BIG BOREDOM in WWW」のイケダのブログ。

帰ってきた時効警察

先週末に最終回を迎えてしまった「帰ってきた時効警察」。さっそくDVD発売の告知が。Amazon.co.jpでも既にカタログ化されてて、予約できるようになってますね。今クールは初回に較べるとちょっと首をかしげる部分もあったんですが、最終回はホントよかった。オダギリジョー監督の回は三日月くんがうざかった。だもので、今回もボックス買うんです。買わなくちゃいけないんです。

上手く書けるか、自信ないですが。


時効警察」では各々の監督が、慎重に、例えるなら何が入っているのか分からない箱に手を突っ込んで、その中の形を確かめるように各登場人物を描いていたのに対して、「帰ってきた」では、各々が大胆に、特に擦り合わせ無しに「時効警察」で出来上がったイメージから好きなように登場人物を転がし始めた印象です。もやもやと不確かながらも、各監督のイメージの重なり色濃く浮き上がる部分が核となった「時効警察」の各登場人物像に較べ、いささか各回のブレを感じました。あと「霧山」と呼び捨てにされることが多いな、と思った。それは印象であって、「時効警察」時と比較とかはしてないんですが。


ケラ(ケラリーノと書くべきか?)の回の催眠術時のバックとか、オダギリジョーの回のデジタル編集効果とか、その辺りもちょっと、うーん、と…。三日月くんの夢はじまり多いな…、とか。


で、「帰ってきた時効警察」最終回はかなり「時効警察」のノリに近く感じられ、この感じがいいなー、と最後に思わせるあたり、憎い。


ま、結局のところは嗜好の問題程度なんでしょう。オリコン・『時効警察』、満足度で全世代を制覇、でしたか。このドラマが世間一般に受け入れられた事実もちょっと不思議な感じなんですが。