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岡崎京子ファンサイト「BIG BOREDOM in WWW」のイケダのブログ。

舘野日出男 / あだち充と岡崎京子−両作家における死者像−

ちょっと前にヘッドラインで目に付いて、ちょっと気になった項目。論文自体をネットで読めたりはしないんですね。残念。

読んでないのでなんとも言えないのだけど、以下の記事の要約から察するのは、なんていうか、両作家に対して失礼なのでは?と思った。

また、舘野日出男・松山大経済学部教授が「タッチ」のあだち充さんと「リバーズ・エッジ」の岡崎京子さんが描く“死者”との相違を論じた「あだち充岡崎京子−両作家における死者像−」では、「死」を青春のはかなさととらえるあだちマンガと、逆に絶望感を突き詰めた岡崎マンガを比較した。
あだち充の熱心な読者ではないので僭越ですが、「青春のはかなさ」でたっちゃんだかかっちゃんだかの死を片付けるたぐいのものではないと思うのだけど…。同様にリバーズ・エッジにおける死は絶望というよりは諦観の象徴のが近いのでは、と考えます。絶望ではないからこそ、平坦な戦場で生き延びるのでは、と。


なんにしても↑の一文しか情報のない状態でどうこういうのもなんなのでこの辺で。漫画の中で描かれる「死」について考察するというのは面白い試みだとは思った。←えらそう。