パーランマウム / We Are Paranmaum
★何かの拍子で、彼女らの映画の演奏シーンをYouTubeで見ました。わざわざCDを購入したのはジャケットが良かったからなんですが(思いのほか荒かったので残念でしたが)、「リンダリンダ」の香椎由宇のコーラスが良かったのが購買動機でもあります。「リンダリンダー、リンダリンダリン、ダァーアー」の「ダァーアー」の部分、最高音を探るように半音下からグリスする感じが気持ちよくて(こういうのの歌唱のテクニックとしての名前とかあるのかどうか知らないんですが)。多分意識的ではなくて、やはりYouTubeで見た、パーランマウムとしてのライブでのコーラスではなくなっていました。
★かなり大昔の小泉今日子のが艶姿ナミダ娘の「ダーリン、ダーリン、ダーリンマイラー(ブ)」の部分の「ンマイラー」を思い出しました。1ヶ月にも満たなかったとおもうんですがテレビの歌番組で気持ちのいい歌い方をしていた時期がありました。レコードでは違っていたし、歌番組等でも一時期を過ぎたらまた違う歌い方になってしまったんですが、なんていうか、ある種の奇跡のような気持ちよさ？
★そのまま引き合いに出すのはちょっと違うかな、と思わなくもないんですが、初期少年ナイフのような、上手くないが故のリアリティというか、聴いて気持ちいい部分というのもありますね。私がスケベだからといわれたらそれまでですが、女の子バンドというのはそれだけで醸し出す魅力があると思います。
