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岡崎京子ファンサイト「BIG BOREDOM in WWW」のイケダのブログ。

岡崎京子 / RUDE BOY, 岡崎京子・増渕俊之 / 岡崎京子の仕事集, ぼるぼら / 岡崎京子の研究, 椹木野衣 / 新版 平坦な戦場でぼくらが生き延びること 岡崎京子論, 文藝別冊 岡崎京子

へルタースケルター公開に合わせての出版ラッシュ。一通り手元に届いて、なんやかやをサイトに反映させました。「映像化…」のリスト部分や詳細情報はもうちょっとちゃんとしたい。


RUDE BOY、仕事集は新刊と思って買っても「掴まされた!」とは思わないはず。安心してどうぞ。リバーズ・エッジ以降、今回のヘルタースケルターで興味を持って、なら、2冊目としては適当ではないコレクターズアイテムかなあ、という気はします。


岡崎京子の研究」、参考文献に拙サイトもあって、多少なりとも役に立ったなら嬉しいなと思います。かなりのマニアックというか、詳細さで、まあそもそもの間口は狭いけど、さらに狭めてる感じが凄いです。必要な人にはこれ以上がない内容だと思います。


「平坦な…」はもともとタイトルの通りリバーズ・エッジを軸として編纂されてたので、そのタイトルのままりりこの絵が使われた新たな装丁にはいささか違和感を感じなくもないんですが、まあ、彼女のバトル・イン・フラット・フィールドの過程としての「堕ち方」と思えば、まあ間違ってはいない。


文藝別冊は、岡崎京子のインタビュー(PEPPER SHOP)が削られて蜷川実花のインタビューが追加されてるので、その辺りどうかなー、と思いました。「増補!?」と。改定新版ですよね、減ったものもあるなら。そして蜷川実花のインタビューと岡崎京子のインタビュー。総特集岡崎京子という題目のもと、それを手に取る読者にとってどちらか価値があるのかっていう。